シッププロテクト(船底塗料原料)

Additives

船底塗料に重量比1%を加える粉末原料。船底への付着生物対策に取り組む現場向けの塗料添加原料です。

こんな課題はありませんか?

  • 船底へのフジツボ・海藻の付着に悩んでいる
  • 上架・洗浄・再塗装の手間とコストを見直したい
  • 使っている船底塗料に、後から機能を加えたい

シッププロテクト(船底塗料原料)とは

シッププロテクトは、船底塗料に添加して使う粉末原料です。塗料の重量比1%を加えて撹拌するだけで、市販の船底塗料に取り入れられます。

項目内容
添加量船底塗料の重量比1%(塗料1kgに対しシッププロテクト10g)
対応する塗料海水域:加水分解型塗料/淡水の喫水域:自己崩壊型(自己研磨型)塗料
撹拌十分に時間をかけて撹拌(5〜10分程度)
塗装の流れまず塗料のみで下塗り(1kgあたり6.5〜7.0㎡)。乾燥後、2回目にシッププロテクトを入れた塗料で塗装(1kgあたり3.5㎡)
希釈溶剤手塗り・コテ:5%/機械(コンプレッサー):10%
使用方法の目安
フジツボなどの付着生物(イメージ)
フジツボなどの付着生物(イメージ)
陸に上げた船(イメージ)
陸に上げた船(イメージ)

コスト面で期待される効果

メーカー資料(カタログ・企画書)では、船底への付着物が減ることによる、次のようなコスト面の効果が挙げられています。

塗装・作業費の削減

漁船の場合、年2回陸に上げて塗料を2回塗装するところを、資料では「1年〜1年半、塗り替えなくても大丈夫」としています。塗装作業と上架の回数を減らすことで、作業費の削減につながります。

燃料油・エンジンオイルの低減

船体にかかる力の60〜80%は摩擦抵抗で、そのほとんどがフジツボ・貝類・藻などの付着によるものと考えられます。付着が減ることで、燃料油・エンジンオイルの低減に寄与するとされています。

エンジンの負担軽減

付着物によるスピード・燃費・振動への影響を抑え、パワーの回復や振動の低減、部品の長持ちにつながるとされています。

環境負荷の低減

塗り替え回数が減ることで、塗料・廃棄物の量を抑え、海洋汚染の防止にも寄与するとされています。

※上記はメーカー資料に基づく期待される効果です。金額での試算データは現時点で用意がありません。船舶の種類・海域・係留状況・航行頻度・使用塗料により効果は異なりますので、費用面の試算はお問い合わせください。

特長

塗料に加えるだけ

船底塗料に重量比1%を添加して撹拌するだけで、使用中の塗料に取り入れられます。

塗料の種類に対応

加水分解型塗料(海水域)・自己崩壊型(自己研磨型)塗料(淡水域)のどちらにも使用できます。

現場で使いやすい

塗料1kgに対し原料10gが目安。手塗り・機械塗装それぞれの溶剤の目安をご案内します。

導入実績・データ

施工から約1年間の経過を、写真とともに確認した実証試験の概要です(1隻での試験)。

経過確認された状況
施工前船尾・船底の状態を確認のうえ、市販の加水分解型塗料にシッププロテクトを添加して二度塗り
8か月後(上架時)船底部分は水垢の付着が見られるが、海藻やフジツボは見られない。船首部分はとてもきれい。喫水部は銅イオンが酸化して黒ずんでいる。エンジン部分は未塗装のため海藻の付着が見られる
1年後(洗浄前)喫水部分に海藻の付着が僅かにあり、いけすの水栓部分にはフジツボが万遍なく付着。船底全体にはフジツボの付着なし。エンジンステーにはフジツボとイガイが付着
1年後(洗浄後)高圧洗浄で水垢を除去した部分は、艶のある塗膜が残っていた
実証試験の経過(平成26年10月4日施工)

使用材料:シッププロテクト40g+市販の加水分解型船底塗料4,000g。4kgの塗料に添加して撹拌機で5分以上撹拌し、ローラー刷毛で一度塗りして2時間放置後に二度塗り、24時間以上乾燥。

ご注意

実証試験は1隻・平成26〜27年(2014〜2015年)の事例です。付着状況は海域・水温・係留状況・航行頻度・塗料の種類などにより異なり、付着しないことや防汚効果を保証するものではありません。船底塗料の使用にあたっては、関係法令・塗料メーカーの指示に従ってください。

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